県立神奈川工業高校 創立100周年記念誌

挨拶・祝辞
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定時制PTA会長 福井 誠治

神奈川工業高等学校創立百周年おめでとうございます。

子どもの人学を機に初めてPTA役員を引き受け、右も左も分からぬ中、前会長の下で1年間徴力ながらお手伝いをさせて頂き、翌年から会長を引き継ぎました。上の子が無事卒業したのと入れ替わりに下の子が入学し、創立100周年の今年度をPTA会長として迎えましたことを、誠に光栄に存じます。

近年、神奈川県では定時制高校を受験する生徒は増える傾向にあります。全日制高校の募集伜の削滅、経済的な事情による私立高校への進学断念等、様々な理由によりますが、平成23年度は希望を叶えられない生徒も出てしまいました。私の息子が受験した年には、受験者を全員受け入れた結果、予定よりもクラスが増える事もありました。生徒数が増えても、すぐに教職員の増員につながるというわけにはいかず、先生方は大変苦労されたと思います。学校へ行く度に、教職員の方々の頑張りを感じ、感謝の念を抱いております。

初めてのPTA定例会終了後に、当時の平野教頭先生に校内を案内して頂き、授業風景を見学しましたが、4年生の教室では先生1人と生徒2人で授業が行われていました。そのころ既に導入されていた定通併修制(3修制)を利用して、3年間で卒業する生徒が多かったので4年生はこの2名だけでしたが、この真剣な授業態度がとても印象的でした。一方で、10月以降も落ち着かない様子の生徒がいることを感じたため、PTA役員と指導部の先生方が協力して校内パトロールを始めたのもこの年のことです。生徒の反応は様々でしたが、回を重ねた結果、落ち着きを取り戻しました。

その年の卒業式では、70歳の方が卒業証書を受け取られるという感動的な場面がありました。また、同じPTA役員として活動を共にしてきたお母さんがPTA活動を通して向学心に目覚め、翌年、自らが入学して、見事に3年で卒業されるという例もありました。毎年、卒業式で達成感溢れる卒業生の顔を見るのが楽しみになっておりますが、私自身がこの学校に関わりながら勉強をさせて頃いている気がします。今後とも、できる限りの活動をしていきたいと思っております。

最後に、神奈川工業高校の益々の発展を析念して、お祝いの言葉と致します。

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