神奈川工業会は、県立神奈川工業高校の同窓会です 

記念誌 二渓の風に乗って

前に戻る

100年の足跡 神奈川工業高校2

東日本大震災

2011(平成23年3月11日、東日本を巨大地震が襲う。10階建ての高層建築でしかも神奈川総合高校とつながるという複雑な構造の本校は、特に5階より上のフロアが激しい揺れに見舞われた。当日は学年末試験後の特別時間割によりテスト返却が行われる時程だったため、地震の発生した午後2時48分には既に帰宅している生徒も多かったことが幸いし、人的被害は免れた。しかし、首都圏の交通マヒは夜中まで解消されず、神奈川総合高校の多目的ホールで一夜を明かすこととなった職員・生徒は本校側だけでも100名を超えた。翌日の昼までには交通機関も復旧し、全員が無事帰宅したが、大規模災害時の対応の在り方については根本的な見直しが必要であることを痛感する結果となった。

機材の倒壊・破損、ジョイント部分(エクスパンション)の損傷等、施設・設備の被害は予想以上に大きく、週明け14日は復旧作業のために臨時休業とせざるを得ない状況だった。その後も電力不足による交通機関の混乱等の影響を受けて、登校時間を通常より1時間遅らせ午前9時40分とする措置が修了式まで続けられた。