神奈川工業会は、県立神奈川工業高校の同窓会です 

記念誌 二渓の風に乗って

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100年の足跡 戦時下の学園

学徒動員・繰り上げ卒業

戦局が厳しくなると、在学中に軍学校へ志願しようとする生徒も現れた。1944(昭和19)年の電気科第1本科の卒業にあたっては、海軍兵学校、海軍機関学校、予科練、陸軍兵器学校、陸軍予科士官学校に志願、入隊した十数名が出席しないまま卒業式が行われた。また、1945(昭和20)年3月には、5年生(31回卒業生)と共に4年生(32回卒業生)が繰り上げ卒業している。終戦を挟んでの数年間、めまぐるしく変化する制度を反映して、入学年度と卒業年度(卒業回)の関係は次のように複雑なものになった。

〈昭和15年4月入学生〉

修業年限5年で昭和20年3月卒業:31回生〈昭和16年入学生〉昭和18年に神奈川実業学校則が改訂されたことに伴い、修業年限4年で昭和20年3月卒業:32回生〈昭和17年入学生〉修業年限4年で昭和21年3月卒業:33回生修業年限5年で昭和22年3月卒業…33回生〈昭和18年入学生〉

昭和23年新制工業高等学校の発足により、一部は昭和23年3月旧制工業学校を卒業…34回生

一部は新制工業高校3年に進学し昭和24年3月に新制工業高等学校を卒業…35回生

35回生は旧制工業学校と新制工業高等学校それぞれの卒業証書を持っている。

〈昭和19年入学生〉

一部は昭和24年3月旧制工業学校を卒業…35回生

一部は昭和25年3月新制工業高等学校を卒業:36回生